金髪の君*完結
「なぁ。」
頭上から声が聞こえ顔を上げると優しい瞳で見つめる心がいた。
「---っ…、な、な、なに?」
「寄り戻したいんか?」
「--えっ?」
「お前はどうしたいんだ?」
「……」
まさか本人からこの話題をふってくるとは思わなかった。
--もちろん寄りを戻したい。
だけど…
「も、戻したくない…。」
目をしっかりと見て答えると心は眉間にシワを寄せた。
「何故?」
「……」
「若田か…?」
"若田"の名前が出てビクッと肩を上げた。