金髪の君*完結
「へぇ、いいんじゃねーの。」
心は私に背を向け、教室のドアに向かって歩き出した。
「あっ!しんちゃん!ありがとう!」
心の背中に向かって叫ぶ私に「あぁ」と返事を返した心。
「しんくーーん!!」
教室を出て行こうとする心に群がる、綺麗なドレスに綺麗な化粧をしたクラスメートの女子。
露出する胸を強調するかのようにベッタリと纏わり付く女子に「私のしんちゃんに触らないで!」と叫びたくなる。
けど、私にはそんな資格はない。
今、嫉妬で醜い顔になっているのが自分でも分かる。