金髪の君*完結



−−−えっ、し…ん…?



震える手でドアをゆっくりと開ける。



心臓はバクバク言い、呼吸が荒くなる。



静かに保健室に入り、声の主がいるベッドに近づく。



カーテンの隙間から中を覗くと



「つっ…」



白っぽい金色の髪の毛が見えた。






< 65 / 858 >

この作品をシェア

pagetop