恋の方程式

~*~*~*~

時間帯は午後6時。

「夏講限定!お昼の野木授業」
が終わり、私は授業がある教室に向かった。
私達中学1年生は2クラスに分かれている。
頭が比較的悪い1A1クラスと、
比較的良い1A2クラスの二つ。
ちなみに私は1A1クラス。
クラスが二つに分かれるのが決まったとき。
私だけどっちのクラスがいいか清川先生にきかれた。

「萩原はどっちのクラスがいいんだ?」
「是非1A1にしてください!」
「わかった。」

・・・まぁそんなカンジでわたしは1A1に決まった。
狭来も美香リンも一緒のクラス。
おバカクラスだから、
同級生の男子は私と同じクラス。
だから上のクラスは女子だけのクラスになる。

<1A2の子とはあまり関わりがない>

思われがちだが、実は違う。
私の幼馴染の
「篠原 栞」(シノハラ シオリ)チャンは、
上のクラス。
ほかにも昔から仲が良い子が上のクラスにいたりするから、
結構仲がよかったりする。


「なっちゃぁぁん!!」
「美香リン!!」
「こん~」
「今日から夏講だね~」
「まっあねぇ~」

美香リンが来て、早速話題になったのはコレ!

< 19 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop