Heavenly sky-あたしと君に残された日々-





その度あたしはあんたとの距離を感じて悲しくなる。


前は感じる事の無かった壁を感じて苦しくなる。


確信に触れそうになるといつも辛そうな表情を見せるあんたに、あたしが聞けるわけ無いやんか。


日向に掴まれている手首が、何故か燃えるように熱い。


一度たりとも逸らされない瞳に、頭がくらくらする。


“…もうええよ”


謎の症状に耐えかねてそう口にしようとした時だった。


―――キーンコーン…


「はい、時間切れー」


タイミングよく鳴ったチャイムの音とともに日向の緊張感のない声が聞こえ、あたしの手首は解放された。





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