続・特等席はアナタの隣。
「ねぇ黒崎くん♪一緒にお昼食べない?」

「黒崎く〜ん!どこ行くの〜?」


誰だか知らない女が馴れ馴れしく話し掛けてくる。


鬱陶しくてたまらない…。


見向きもせず、無視を決め込んで歩く速度を上げた。



「待って!」

遠くの方で何か聞こえているが、もちろん待つはずもない。

すたすた歩き続けていると、パタパタとこちらに走ってくる音が聞こえ、腕をガシッと掴まれた。


「ま、待って…!!」

「るせえな!!放せ!!」

掴まれた腕をバッ!と振りほどきながらその女を睨みつけるように見下ろすと、なんとそこには怯えた様子のモカがいた。

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