続・特等席はアナタの隣。
「えっ!?モ、モカ!?」

「ご、ごめんね和泉君!!驚かせちゃって!!」

「悪い!!知らない奴かと思って!!」


不機嫌のあまり、モカの声に全然気付かなかった…。俺としたことが…。



「ごめんな?」とモカの頭を撫でながら思わず抱き締めると、モカは慌てながら俺の腕から逃げた。


「こ、こんな所でやめてよ!!」

「気にすんな」

「するよ!!」


怒っているのか恥ずかしいのか、赤い顔しながらキッと睨んでくるモカに笑い、その手を握りしめた。


< 59 / 387 >

この作品をシェア

pagetop