続・特等席はアナタの隣。
「それより、今日は絶対うちに連れて帰るから」

「う、うん…」

「兄貴が迎えにくるとか、そんなオチはなしだから」

「だ、大丈夫……だと思う。お兄ちゃんも外せない講義があるって言ってたから」

「そ。じゃあ、問題ないな」


今日こそは連れて帰れると思ったら、はやる気持ちが抑えられない。


腕の中で大人しくしているモカにニコッと笑いかけ、抵抗される前に無防備なその唇を奪った。


モカといると、本当に自分が抑えられなくなる…。


驚きでモカは動揺しているが、それに気付かないフリをして、思うままにキスを続けた。



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