続・特等席はアナタの隣。
どれくらい時間が過ぎたか…。

ずっとモカを離さないままこの教室で過ごしていたけど、そろそろ昼休憩が終わる頃だ。
誰か来るかもしれない。


モカはもう身体の力が抜けきっている。

くてっと俺に身を預け、ぼーっとしているようだった。



「……モカ?」

「ん…」

力ない返事をするモカに微笑みかけ、その頬にキスを落とした。もう、モカはされるがままになっている。


「離したくないけど……そろそろ講義が始まる。どうする?」

「い、行かなきゃ…!!今日は大切な講義なの!!」

俺の言葉にモカはハッ!と我に返ったようで、慌てて俺の腕の中から抜け出した。



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