氷柱
「千明い-…あれ!?珠輝も居るじゃん。お疲れ!!」
突然現れたのは琢磨。
ここらのシマじゃ名前の知れた不良…千明もその内の一人だった。
「琢磨…何か髪の毛、凄い色になってんじゃん」
つい一昨日には真っ黒だった髪の毛が、今日には鮮やかなオレンジ色になっていた。
「かっこよくね?」
八重歯を見せて笑う琢磨は、世間一般が言う『イケメン』で、あたしの通う高校の中にも琢磨と付き合いたくて、やたらめったら頑張ってる子が何人もいる。
「まあ-たコレで俺を追っかける女が増えるだろ-♪」
「モテる男は余裕だねえ」
千明の煙草を勝手に取り出して火をつけて、さらに勝手にベッドに寝転がる。
「ちょっと寝かせてなあ」
それだけ言うと、あたし達に背中を向けて琢磨は眠ってしまった。
突然現れたのは琢磨。
ここらのシマじゃ名前の知れた不良…千明もその内の一人だった。
「琢磨…何か髪の毛、凄い色になってんじゃん」
つい一昨日には真っ黒だった髪の毛が、今日には鮮やかなオレンジ色になっていた。
「かっこよくね?」
八重歯を見せて笑う琢磨は、世間一般が言う『イケメン』で、あたしの通う高校の中にも琢磨と付き合いたくて、やたらめったら頑張ってる子が何人もいる。
「まあ-たコレで俺を追っかける女が増えるだろ-♪」
「モテる男は余裕だねえ」
千明の煙草を勝手に取り出して火をつけて、さらに勝手にベッドに寝転がる。
「ちょっと寝かせてなあ」
それだけ言うと、あたし達に背中を向けて琢磨は眠ってしまった。