メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「あっ。ココ遅いよ~先生はまだ来てないから大丈夫だけど」
「ひかる、怒ってないよね。」
ゆっくりと目を合わせる。さっきのこと怒ってないか心配・・・
「なーんにも怒ることないよ。アハハ・・心愛は馬鹿だね」
初めて心愛って呼ばれた!危険だ危険!
ひかるさん、目が・・・目は口ほどに物を言うってね・・・
「ゴメン。あれは、親友として―――。」
「なーにが親友として?あの後ずっと無言だったんだよ」
顔真っ赤。可愛いなぁなんかに似てる・・・
何だっけ?あの・・・そうそう!!リス!
ドングリを口いっぱいにいれてるやつ。女子でも惚れるくらいの可愛さ。
「はい、本城さんこっち向いてね」
げっ、先生来てた・・・なんでアタシでけ怒られんの。
前から淳夜の笑い声が聞こえる。はぁ・・・ショックだ
「それで、修学旅行の事なんでけど一週間後ですよ。だから、班を作って行きます。
2つの班ね。遊園地と自主研修。」
「先生、好きな人同士でいんですか?」
「うん。いいけど男女関係なくね」
「「はーい」」