メロンソーダの恋~三回は好きの証~







~テニスコート~





もう!いい加減止まれ涙。いつまでたっても冷たい涙が頬を伝う。







ジャリ…





近ずいてくる足音。





あぁ、きっと怒られるんだろうな…あの女の教頭先生怖いんだよなぁ。




来るな!来るな!……足音は目の前で止まった。





やっば見つかった…廊下のぞうきんがけでも何でもやるから、今だけは怒らないで。




ゆっくり目を上げて行く。




でも、それによって誰なのかははっきりしてくる。






制服着てるから、まず教頭ではない。身長高いし、高学年であること





「本城?」




アタシの名前を知っている人。この声、




「淳夜!?」















< 17 / 74 >

この作品をシェア

pagetop