メロンソーダの恋~三回は好きの証~
~テニスコート~
もう!いい加減止まれ涙。いつまでたっても冷たい涙が頬を伝う。
ジャリ…
近ずいてくる足音。
あぁ、きっと怒られるんだろうな…あの女の教頭先生怖いんだよなぁ。
来るな!来るな!……足音は目の前で止まった。
やっば見つかった…廊下のぞうきんがけでも何でもやるから、今だけは怒らないで。
ゆっくり目を上げて行く。
でも、それによって誰なのかははっきりしてくる。
制服着てるから、まず教頭ではない。身長高いし、高学年であること
「本城?」
アタシの名前を知っている人。この声、
「淳夜!?」