メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「・・・・今なんて言った?」
「だから好き、なんだろ?」
すっ、す・・・すっき、、好き、スキ・・・!!!
なっ、なんてこと!サラっと言っちゃってんのこの人は・・・。ここはね言っとくべきだよ違うって。
早く!早く淳夜に言わなきゃ。
「ちっ、違うます!」
「ぷっ、違うます!って何?しかもお前嘘付く時肩みんだろ?」
「なんで知ってんの?」
そう、アタシは嘘を付けない。ずっと相手の肩を見ちゃう。分かってるんだけど気がつくと見てるから直せないんだ。
「永谷からなぁ聞いたの」
「ひかる?ホントよく喋っちゃうんだから」
「約束だからな、絶対瑠杜に買えよ」
そまま淳夜はお盆を直しに教室に帰って行った。
約束なんてしてないよ…いつも先に決めちゃうんだから。
てか、アタシより先に食べ終わってるし。