メロンソーダの恋~三回は好きの証~
とか、何とかで一週間後・・・
「はいみんなそろった?じゃバス乗ってねぇ」
バス・・・一緒に乗りたいなぁ
言っていいかな?一緒にバス乗ろうって言っていいのかな?
「雨恋君、あのさぁ・・・その、いっ」
最後まで言い終わらないうちに遠くから、藍の声がする。
「瑠杜、一緒にバス乗らなぁい?」
「あ?ああいいけどちょっと待って」
あっ・・・・いいんだ、そっか藍がいたか。
「ゴメン、なんでも無いや」
なんでもなくなんかない。一緒にバス乗りたかった
「何?ドッジ少女振られた?」
「流・・・なんで?てか告ってない」
「その割には、涙目だぞ」
「いいの、あんたはひかると乗ってあげなさい」
「言われなくても、誘ってありまぁす」
えっ?もしかしたら、もしかする?まさか
両想い!!?ヤバくないですか?
「でも、お前どぉすんの?」
「本城ー行こうぜ」
遠くから淳夜の声がする。その声に流がニンマリ笑う。
「そっか、淳夜がいんのか、あーあ心配した俺がバカでした」
「もう!流は一言多い」
なんか、大変な修学旅行になりそうです。