メロンソーダの恋~三回は好きの証~
ハチャメチャな修学旅行
藍と雨恋君、流とひかる、アタシと淳夜でバスに乗った。
「ねぇ淳夜?いつか聞こうと思ってたんだけど、好きな人とかいないの?」
「は?俺?いるように見える?」
「うん」
速答。だってなんか隠してる気がするんだよね。
「・・・じゃあヒントな」
「うん・・・っていんのかい」
クスッと笑いながら淳夜は口を開いた。ヒントは二つ。
1、いつも笑ってて元気
2、でも、その人には好きな人がいる
2がヒントなのかは分からないけど、全く誰か分からない。
「ねぇ、思い出作りにその子に告白すれば?」
「お前、ヒントで分かんなかったの?」
「うん。だって難しいんだもん」
「ちなみに、二年生の時同じクラスだった」
二年生、元気、笑ってる・・・
「あっぁぁぁ!分かった!!」
「おっお前声がでかい」
みんながアタシ達の事を見てた。
「すみませーん」
「お前なぁ・・・でっ?分かったわけ?」
「うん。ひかるでしょ?」
「はぁ?違うし」
「またまた、照れなくていいんだよ」
へぇまさかひかるだったとはねぇ