メロンソーダの恋~三回は好きの証~
ピピピピッ、高い音と共にゆっくり動き出したうさぎ号!
「シートベルトで大丈夫?普通のジェットコースターって上から変なの降りてこない?」
「大丈夫だろ、どうせグルット回って帰ってくるだけじゃね?」
・・・な~ん。
カーブが雑。しかもシートベルトだから、淳夜と当たりまくり!
「痛いなっ、淳夜もっとそっち行ってよ」
「はぁ?もうこれ以上行けねぇし」
ウサギ号め!可愛い顔してやるな!
やっと終わった、一つ目のアトラクション。
「次、淳夜が決めてよっ」
「じゃぁ、お化け屋敷!」
来た・・・お化け屋敷。アタシの一番苦手なモノ!
「ふーん、じゃあアタシ疲れたからあっ、あそこのベンチにでも・・・」
「行くぞ!本城!」
アタシの手を引っ張って走って行ってしまった・・・。