メロンソーダの恋~三回は好きの証~
昔話もしながら、アタシはポケットからカメラを取りだした。
「ねぇ記念に撮ろっ」
「卒業記念?いいよ。じゃっ、俺が撮る」
2人にフラッシュが降りかかった。
「ありがとっ。これ卒アルにはさんどこ」
「本城、知ってた?メロンソーダを一日三回飲むと願が叶うんだよ」
三回飲む?メロンソーダを?ホントかよ。
「でも、この秘密は他の人に言っちゃダメだぞ?」
「うん。でさぁ。さっきの事なんだけど・・・」
聞きたいけど、怖いし。
「俺ね、ホントは遊園地永谷がいなくてよかったと思ってる」
話し変えられた・・・。しかもなに?修学旅行の話し?
「お前と2人で遊園地回れてよかった。楽しかった」
―――――。いいの?そんなこと言って。後で後悔してもアタシ責任とらないよ。
いっきに涙がこぼれおちた。やっぱり卒業なんていやだ。
「本城。俺、ホントは修学旅行の前から好きだった」