ロイヤルミルクティー

ポカーン



唖然としながら男性が降りて姿を見ていた---






「ねー!!沙織聴いてよ。朝からむかつく男がいたの」

学校に着くとすぐに友達の沙織にそう言った。


「おはよう。それで、何があったのぉ〜??」


「実は、- - -- -」


朝の出来事を細かく沙織に伝えると。


「その人どんな人だったの?」


えっとぉ〜


「たしか眼鏡かけて髪の毛黒くてモッサリしてた。洋服もダサくて、かっこ良くはなかったわぁ」


「ふーーーん。じゃあ別にいいぢゃない。きっとその人には会わないわよ。 それより翔。目の下に隈ができてるけど、またゲームしてた訳ではないよね?」


「嘘っってかバレたか」



その後、沙織にいかに睡眠が美容には大事か言われ続けすっかり朝の出来事は忘れていた








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