ちぇんじ☆
朝ご飯を食べ終わった後
着替えるために席を外したカズちゃん。
着替えてくるまで少しでも相談を……とお祖父ちゃんと話を始めていた。
内容はさっきまで小声で話してたことを普通の声のトーンでもう一回話していただけなんだけど――。
その話の途中でカズちゃんがやってきた。
囲炉裏のある部屋に繋がる引き戸がスーっと開いた。
私もお祖父ちゃんも『あ、カズちゃんが戻ってきたな』と思い、話を中断する。
カズちゃんの戻ってきた方向に顔を向ける――。
私は口に含んでいた麦茶を豪快に噴出し。
お祖父ちゃんは鼻からヤバいんじゃないの?という量の鼻血を噴出した。
「かすみおねーちゃん……」
ほとほと困り果てたような声で私の名前を呼ぶカズちゃんの格好は――パンツ一丁だった。
「ちょ! カズちゃん! お願いだから服着て!」
「だ、誰かティッシュ! 血が! ティッシュ!」
私とお祖父ちゃんの言葉を受けてカズちゃんがポツリと一言――。
「これ、着け方分からない」
スッとブラを私に差し出した。
うん……コレって慣れてないと一人で着れないよね。
――でも、せめてTシャツくらいは羽織ってきて欲しかったなぁ。
着替えるために席を外したカズちゃん。
着替えてくるまで少しでも相談を……とお祖父ちゃんと話を始めていた。
内容はさっきまで小声で話してたことを普通の声のトーンでもう一回話していただけなんだけど――。
その話の途中でカズちゃんがやってきた。
囲炉裏のある部屋に繋がる引き戸がスーっと開いた。
私もお祖父ちゃんも『あ、カズちゃんが戻ってきたな』と思い、話を中断する。
カズちゃんの戻ってきた方向に顔を向ける――。
私は口に含んでいた麦茶を豪快に噴出し。
お祖父ちゃんは鼻からヤバいんじゃないの?という量の鼻血を噴出した。
「かすみおねーちゃん……」
ほとほと困り果てたような声で私の名前を呼ぶカズちゃんの格好は――パンツ一丁だった。
「ちょ! カズちゃん! お願いだから服着て!」
「だ、誰かティッシュ! 血が! ティッシュ!」
私とお祖父ちゃんの言葉を受けてカズちゃんがポツリと一言――。
「これ、着け方分からない」
スッとブラを私に差し出した。
うん……コレって慣れてないと一人で着れないよね。
――でも、せめてTシャツくらいは羽織ってきて欲しかったなぁ。