愛の雫
「その子、たぶんあたしの知り合いです。学校の友達なんですけど、来るって言ってたから……」


「そっか。悪いんだけど、ドリンクだけ運んでくれる?その子、『部屋に運ぶのは希咲ちゃんがイイ』の一点張りだから、まだドリンク持って行ってなくて……」


「わかりました」


「ごめんね。それだけやってくれたら、休憩に戻ってくれてイイからね」


「いえ。もう賄いも食べたし、このまま戻ります」


「イイの?」


「はい」


あたしは、乃依さんに笑顔を向けた。


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