【一話完結×短編集】ビター&スィート
慌てて座ったまま手を伸ばし
制服の袖を掴むと
思いっきり下に引っ張った
勢いよく座らされた日野崎くんは相当驚いてて…
「あっ…ごめんなさい」
思わず手を離した
「ごめんなさい…ばっか聞きたくねぇ」
「あっ…ごめ…じゃなくて…
私も日野崎くんが今でも……す…き…」
「はぁ?」
…恥ずかしい…
小声すぎて届かなかった…
もう一度なんて恥ずかしすぎる…
「あの…無理だって聞いて…
振られるのが怖くなって…それで逃げちゃったけど…
ずっと…好き…」
「う…そ…だろ?」
「ごめ…じゃなくて……本当…です」
「じゃあ…じゃあさ…俺の彼女になって?」
「……はい」
夢みたい…
「後からなしとか取り消しとかなしだぜ?」
「もちろん!!!」
日野崎くんは今まで見た事ないとびっきりの笑顔で微笑んでくれた
制服の袖を掴むと
思いっきり下に引っ張った
勢いよく座らされた日野崎くんは相当驚いてて…
「あっ…ごめんなさい」
思わず手を離した
「ごめんなさい…ばっか聞きたくねぇ」
「あっ…ごめ…じゃなくて…
私も日野崎くんが今でも……す…き…」
「はぁ?」
…恥ずかしい…
小声すぎて届かなかった…
もう一度なんて恥ずかしすぎる…
「あの…無理だって聞いて…
振られるのが怖くなって…それで逃げちゃったけど…
ずっと…好き…」
「う…そ…だろ?」
「ごめ…じゃなくて……本当…です」
「じゃあ…じゃあさ…俺の彼女になって?」
「……はい」
夢みたい…
「後からなしとか取り消しとかなしだぜ?」
「もちろん!!!」
日野崎くんは今まで見た事ないとびっきりの笑顔で微笑んでくれた