あたし÷俺様王子=禁断
『ちょっ、レン!!』
「ひな」
『勝手にあたしの名前を呼び捨てにしないでよ。近付いて来るな話し掛けて来るなって言ってあるのにナニ手握ってんのよ。
早く手を離してよっ!!』
「いいから、黙って俺について来い」
『ええぇっ!!
ちょっ、イヤだって。
どこに連れて行く気なのっ!?』
あたしの手を強く握り締め、強引にあたしを引っ張り廊下を走り始めたレン。
「ヒューヒュー熱いねぇ〜お二人さん」
って、あんたら冷やかし方が昭和だよっ。
古っ。
この2010年にヒューヒュー言ってるおバカ男子生徒には目もくれずに疾走するレン。
あたしは腕が引きちぎれそうで痛いんですけど。
「もうすぐ目的地に着くから我慢しろ。
これは俺にとって大事なミッションなんだ」
『そんな事言われたって知らないよぉぉぉ』
「ひな」
『勝手にあたしの名前を呼び捨てにしないでよ。近付いて来るな話し掛けて来るなって言ってあるのにナニ手握ってんのよ。
早く手を離してよっ!!』
「いいから、黙って俺について来い」
『ええぇっ!!
ちょっ、イヤだって。
どこに連れて行く気なのっ!?』
あたしの手を強く握り締め、強引にあたしを引っ張り廊下を走り始めたレン。
「ヒューヒュー熱いねぇ〜お二人さん」
って、あんたら冷やかし方が昭和だよっ。
古っ。
この2010年にヒューヒュー言ってるおバカ男子生徒には目もくれずに疾走するレン。
あたしは腕が引きちぎれそうで痛いんですけど。
「もうすぐ目的地に着くから我慢しろ。
これは俺にとって大事なミッションなんだ」
『そんな事言われたって知らないよぉぉぉ』