あたし÷俺様王子=禁断
「よし、ここを上がるぞ」



『えっ!!』



あれ、この階段を駆け上がると校舎の屋上に着くんじゃないの?
もしかして、レンに屋上で襲われるとか……



『ちょっと!!
なんで屋上なんて行かなきゃなんないのよ嫌だよっ!!』



あたしはおもいっきり足を踏ん張り、レンに抵抗する。



「いいから来い」



『ええぇ〜』



結局、レンに強引に引っ張られ、屋上に連れ出されたあたし。


「想いを伝えて来い。
諦めずにぶつかって行くのが青春だって、ひなのママも言ってたよ。
ミッションを達成した俺はこの場を去るからさ。じゃあな」



『へっ!?』



鉄扉を開けて出て行くレンを呆然と見送る。





「おいおい、ガキどもがギャーギャー騒いでんじゃねぇよ。
タバコぐらいゆっくり吸わせてくれよ」
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