─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
「ねぇ~由衣ぃ~ここはどこぅ~?」
「えぇ~と、ここはねぇ~ビネンスタッド地区だよ。っていうか、ここさっき通ったよ」
「そうだっけ?気づかなかった。」
「でた、美咲の方向音痴」
「ウッサイ、真理のバカ」
「バカはないよ、バカはぁ~」
「はい、はい。そこまで」
シッカリ者で道に迷った事がない由衣は、あたし達の頼れるナビゲータ
方向音痴のあたしにとって由衣の存在はホント大きいのだ。
「あぁ~なんか、回転木馬があるようぉ~!乗ろう♪」
と、回転木馬に一直線の真理。
あたしも由衣も
「待ってようぉ~」と真理の後に付いていき、回転木馬の馬にしがみついた。
「なに、もしかして美咲、回転木馬って初めてなの?」
とニヤリと笑う真理。
「そうだけど」って言うと
「シッカリしがみついておかないと、落ちた時ハズいようぉ~」とイタズラっぽい顔で笑った。