─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
「だ…大丈夫です…。すみません─…
助けてくれて─…その──ありがとうございます…」
と、しゃがみ込んだままお礼を言うと
「気にするなよ。それより、ホラ。」
と差し伸ばされた大きな手。
骨太でゴツゴツしてて、けど、どこか優しそうな──…
ワァ~~指ながぁ~い─…
なんて思いながらマジマジと見ていたら
「ホラ、早く捕まって」と彼。
「────へっ?」
「へっ?じゃなくて。ホラ」
と、彼は、もう一度あたしの手を握ると
「いつまでも道の上にしゃがんでると、痛いだろう?」と
今度は力強くギュッと握って、グイッと引っ張り立たせてくれた。