─ハウステンボスで逢いましょう─『ずっとアナタが好きでした』
「それより、美咲ちゃん1人で来たの?」
『美咲ちゃん』───名前呼ばれただけで、どうしてこんなにドキドキするんだろう───。って、オイオイ。あたしには、藤井くんがいるじゃない!
なに、ドキドキしてるのよ!
「どうした?まだどこか痛む?」
「えっ!?いえ!大丈夫です!あの、ホントにありがとうございます。では、これで失礼します。」
「えっ?あっ─ちょ──」
と、彼の声が聞こえたけど、あたしは勢いよく頭を下げて、スタスタと逃げるように歩き出した─が───……
「ウワァ!?」
何もないところで躓いて、転んでしまった──…
「あ、おい!大丈夫か?」
すかさず駆け寄り手を差し伸べて助けてくれた彼…
恥ずかし過ぎる──…。情けないよう──…。