狼執事とお嬢様♡
『ンッ…』

私の唇の隙間から滑る様に入り込んできた支葵の舌。

だんだんと深く、熱くなっていくキス。



初めてのキスは、支葵。
こんな愛に満ち溢れたキスを教えてくれたのも支葵。


『ん…支……葵ぃ…』


頭、クラクラする…

ボーッとして…力はいんない…



『っはぁ、はぁ…』


やっと離れた唇。
思い切り息を吸い込んだ。


そんな私に、支葵は余裕の笑みを見せた。


「エロイ顔してんじゃねぇよ」

『しッしてないわよぉッ///』

「超ーエロイ。
マジ、健全な男として限界。」

『意味わかんないしー。
ってか暑いーッ』



支葵の言葉に一々飛び跳ねる心臓を押さえながら、私はソレを誤魔化すようにバッと布団を捲った。



私と支葵は、肩から上が出ている状態で。



『…』


よく考えたら、距離…近いし…


すっごい恥ずかしい状態なのかも…?



『支葵…もぉ出てよぉ…』

「何で?いいの?離れても。」



ホントは、ヤダ…けど…



『お腹すいたぁ…』


朝抜きで、今お昼だし…ね?

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