angel
ドアを開ける。

「失礼します。」

・・・・?
誰もいない。
ていうか、資料室ってこんなに薄暗いんだ・・・。
初めて来たかも。

そんなこと考えてる時いきなり

”ドンッ!!!”
誰かに背中を押された。
誰もいなかったハズなのに・・・。

「だっ・・・誰?」

「あら、こんな簡単にひっかかってくれるとは思っていなかったわ。」

「まぁ、こっちにとっては有難い限りなんだけどね。」

・・・・ひっかか・・・た?
先生に呼ばれたんじゃなかったの?
誰かが・・・はめたんだ・・・。
私は絶句した。

「ふふふっ・・・おとなしくしてなさい・・・。」

頭から血の気がひく。

「スグに終わるから・・・・ね?」


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