幼なじみは狼くん?
「ムッ無理だって!」
「理奈は俺が怪我しても平気なんだ…。」
拓哉は、子犬みたいにシュンとなって下を向いた。
「違うけどさ~」
「違うけど何?」
「恥ずかしいというか何というか///」
「しょうがねえな!」
拓哉は私の腕を掴み引き寄せた。
――チュッ
「俺からキスしてやるよ」
いきなりキスをされ固まっていると今度は、私の首筋に近づいてきた。
「拓哉なにするの!?」
「何ってキスマークつけるんだよ。理奈は俺のもんだろ?」
「私はものじゃない~!」
拓哉から逃げようとしても、腕を掴まれ、とうてい力では適わず、身動きがとれない状態になっていた。
―――チュッ
「はい終わり。」
そう言うと拓哉は私から離れた。
鞄から鏡をだして首もとを見ると鬱血して赤くなっていた。
「これどうするの!」
「俺らの高校男子が多いんだから、獣よけだ。隠したらどうなるかわかってるよな?」
口の端を上げ面白そうに私を見下ろしてくる拓哉。
「拓哉のバカヤロ~!」
一発頭を叩いてやろうと手を上げたとたんに観覧車のドアが開いた。
「理奈は俺が怪我しても平気なんだ…。」
拓哉は、子犬みたいにシュンとなって下を向いた。
「違うけどさ~」
「違うけど何?」
「恥ずかしいというか何というか///」
「しょうがねえな!」
拓哉は私の腕を掴み引き寄せた。
――チュッ
「俺からキスしてやるよ」
いきなりキスをされ固まっていると今度は、私の首筋に近づいてきた。
「拓哉なにするの!?」
「何ってキスマークつけるんだよ。理奈は俺のもんだろ?」
「私はものじゃない~!」
拓哉から逃げようとしても、腕を掴まれ、とうてい力では適わず、身動きがとれない状態になっていた。
―――チュッ
「はい終わり。」
そう言うと拓哉は私から離れた。
鞄から鏡をだして首もとを見ると鬱血して赤くなっていた。
「これどうするの!」
「俺らの高校男子が多いんだから、獣よけだ。隠したらどうなるかわかってるよな?」
口の端を上げ面白そうに私を見下ろしてくる拓哉。
「拓哉のバカヤロ~!」
一発頭を叩いてやろうと手を上げたとたんに観覧車のドアが開いた。