男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆
「…でも、その前に、どうして靖杜が椎榎の手繋いでるの?」
…………出ました。
………久々出ました。
ブラック唯抖様。
「…それー、先生も聞きたいね」
先生はニコッと笑ったもの、目が笑ってなかった。
……先生も、白衣エンジェルにブラック様が降臨した……。
だけど、なんで先生まで……?
淨弥を見ると、淨弥はあたしをじっと見ていた。
目が合うと、胸が高鳴り、思わず目をそらした。
「まぁまぁ、みんなそんな殺意を込めた目で俺を見んなよー。
今から報告するから♪」
靖杜は楽しそうに笑って、わざとらしく、ゴホンッと咳をしてから、
「実は、俺と椎ちゃん、
付き合うことなったんですー♪」
と、満面の笑顔でみんなに告げた。