キスミー★チョコレート


こんなことなら、あたしもチョコレート用意しておけばよかったな…


「はぁー…」


思わずついたため息に、りっくんが眉をひそめて。


心配そうに、口を開きかけた…


その時。


「「「宮内あやかっ」」」

廊下の人混みの中からライオンが吠えるような声がした。


人混みを掻き分けて出てきた声の主は…










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