ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 一階へと階段を下りて行くと、登ってくる赤城課長とすれ違った。


 軽く会釈して通り過ぎようとしたが、一旦は通り過ぎた赤城課長が思い出したように背後から俺を呼び止めた。


「おい有坂!」


 くそっ、捕まったか。


 俺が眉間にしわを寄せ振り返ると、そんな俺の態度は気にも留めず、赤城課長が涼しい顔で言った。


「どうだったんだ?無事解決か?今日中に報告書出すんだぞ。」


 ああ…報告書か…めんどくせー。


 その場でガクンとうな垂れた。



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