ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 が、ある事を思いつき、赤城課長に近付こうと、今さっき下りた5・6段を再び登った。


 赤城課長は報告か何かだと悟り、通行の邪魔にならないよう、壁に密着するほど自分の身体を寄せ、俺も赤城課長と並ぶようにして壁際に立ち、身体の右側面を壁に預けた。


「その件なんですけど、相談者の女性、ここ何日か嫌がらせを受けてるらしいです。で、どうも向かいのマンションの住人が怪しいんっすよね。そのマンションの住人のリストが欲しいんですけど。それさえ手に入れば、そっから犯人見つけ出して、無事解決です。住所は…コレです。」


 俺は警察手帳に書いたメモ書きを破って、赤城課長に渡した。


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