ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 蔦山さんは、さゆりの部屋に居た。


 昨日も俺、ここに入ったしね。


 ここから出てくる証拠があるとしたら、それ俺のだし。


 そう思ったら軽くめまいがした。


 蔦山さんは、ベッドの下を覗き込んでいた。


「何か出て来ましたか?」


 俺の声に反応し、蔦山さんは床に突っ伏したままの体制で顔だけをこちらに向けた。


「遅いぞ、有坂。」


 蔦山さんは、そう言い放つと、再び視線をベッドの下へと戻した。


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