ロシアンルーレット【コミカルアクション】
「何が哀しくて野郎二人でランチだよ?!」
署の近くの喫茶店で、俺は良治と向かい合って座り、煙草に火を点けながら苦々しく言った。
「まぁまぁ、そう文句ばっか言わないの。お前にとっておきのプレゼント用意してあるからさ。」
店員が水を持ってきたので、乗り出していた上半身を後方に退けながら良治が言った。
「『日替わりランチ』二つね。今日、恵子ちゃんいないの?」
良治は水を持ってきた50歳くらいの女性店員に、注文ついでに馴れ馴れしく話しかけた。