ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 ドアは逆らうことなく開いた。


「まどかさん?」


 そう呼びかけながら玄関で靴を脱ぎ、蔦山家に恐る恐る足を踏み入れる。


 浴室からシャワーの水がタイルの床を叩きつける音が聞こえた。


 まさか…蔦山さんの留守中に呼びつけといて、まどかさん俺と…?


 そういや、最近夫婦の営みがないって、まどかさん愚痴ってたような記憶が…


 などと、いけない期待に少し胸が騒いだ。


 俺は迷わずバスルームへ向かった。


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