Dangereuses hospital
動揺するハルカと俺。

そんな俺達の前で、犯人は下卑た笑い声を上げる。

「見れば分かるだろう。コイツをこの女に打つ。この量なら簡単にイカレるだろう。お前の女をシャブ漬けにして、目の前で狂うまで犯してやる。お前はその光景を目の当たりにして、絶望した上で殺してやる」

「……!!!!」

どこまで腐った事を思いつくのか。

歯噛みし、立ち上がろうとするが、傷の痛みと迂闊に動けばハルカに注射を打たれるという警戒心から、動く事ができない。

その事が、犯人を余計に増長させた。

「特等席で、恋人が狂っていく様を見ていろ」

注射器が、ハルカの腕に近づく。

「いやっ!いやぁあぁっ!やめてぇえぇぇえっ!」

涙すら浮かべて泣き叫ぶハルカ…!



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