私の可愛い彼氏
中に入ると、最初に水中トンネルがあり、そこには沢山の魚が泳いでいる



私が見惚れていると



ギュッ



って手を握られた



「えっ?」



繋がれた手を見て、そのまま相手の腕を見ながら視線を上げると心配そうな顔をした彼。「どうしたの?」って聞くと 



「茅依さんがはぐれそうだったから…つい、握ってしまったんです。ごめんなさい」



謝ると彼は手を離した



「私がはぐれないようにずっと握ってて」



私が手を出すと彼の手が伸びてきて、絡められた



私は顔を赤くする彼を引っ張りながら先へと進んだ





< 6 / 44 >

この作品をシェア

pagetop