呪 い サ イ ト
「警察を呼んでくるから、貴方達は廊下で避難してなさい! 委員さん、後をよろしくね!!」
教師はそう言って、青ざめた顔で調理室を後にした。職員室にでも行って、警察へ通報するのだろう。
だが学級委員に全てを任せ、この調理室の中に生徒だけを残すのは危険すぎる。委員も迷惑だろうと思った。
「で、では廊下へ出てください―――!」
男子の学級委員が声をかける。いつも冷静沈着な委員長だったが、さすがに今は声に焦りの色が滲んでいた。だが、頼れるということに変わりない。
クラスメイトは色んなことを囁きながら家庭科室を出て行く。
まだ腰が抜けたままのウチは、座りこんだまま動けずにいた……。
調理室に一人―――いや、ウチと梓と亡骸になった真里だけが取り残された。
「だ、誰か―――!」
「近藤!」
助けを求めた時、丁度高井が駆けて来た。腰を抜かして動けないウチに気付き、助けに来てくれたのだった……。