呪 い サ イ ト
―――ん……? ちょっと待って。お姫様抱っこをしてくれたということは……高井はウチのことが……好きなんじゃないの!?
少し自意識過剰な考えで恥ずかしいが、好きでもない女子に普通お姫様抱っこなんてしないはずだ。
脈ありということは確定した。
だが……どうして谷村となんか、付き合っていたのだろうか……? あんな……ぶりっこと!
自分であれこれ変に考えるより、この場合は直接きいたほうがいいだろう。
ウチは拳を握り締め、勇気を出して聞いてみる。
「・・・ね、ねぇ……高井? どうして谷村の告白されて付き合っていたの……?」
本当は聞くのが怖かった。返事次第では……谷村のことが好きだったから、だなんていう返事だったら、大好きな高井でさえ、あの呪いサイトに書き込んでしまいそうで……!
お願い高井、谷村のこと……好きじゃなかったって言って!
心の中で何度も何度もそう願う。
大好きな高井だから……死んでほしくはないの……!