呪 い サ イ ト
「あんなぶりっこ、誰が好きになるんだか。俺が好きなのはな―――」


 バッとウチは顔をあげ、高井をみつめる。

―――好きなのは!? 誰!?


「あ……!」


 高井はしまった! という顔をした。


「好きなのは、誰なの……?」


 そう問いかけて顔を覗き込むと、高井は恥ずかしそうに顔を赤らめる。照れている顔は可愛かった。


「い、今の言葉は忘れてくれ……! 気にすんな……?」


「そんなの無理ー! どうしても気になっちゃう。教えて、誰なの?」


 ウチが迫ると、高井はなんだか嬉しそうに溜め息をついて、


「仕方ねぇ、また今度な……?」


 そうウチの耳元で囁いた。不意な耳打ちにドキッとした。
 きっとウチの顔は赤く染まっているだろう……。
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