if Infinity
そう言いながら勇輝の背中に顔をうずくめる若槻


「兄さん、席は見つかった~?って、にぃ~さ~ん!?」


勇輝の背中にくっついている若槻をみて怒りをあらわにするひな


「うげ、ひな・・・あ、いやこれは・・・か、会長!離れてくださいよぉ」


「嫌っ! 私、もう離れないっ! 昨日の夜私にした事は遊びだったの!?」


悪乗りして言う若槻


「えぇ!? 何言ってんスか会長~」


「・・・。兄さんのバカー!!!ヽ(`Д´)ノ」


バキッ ボキッ ガスッ


(へっへへ もぅ 一歩も動けねーや・・・。あぁ 今日の空は・・・青いなぁ・・・・)



何はともあれ、会長 副会長の好意に甘え、相席を確保した勇輝とひな


「会長、副会長、私達の為に席あけてもらってすみません」


ひなが2人に頭を下げる


「ふふ、良いわよ、これくらい、ねぇ?伊沢くん?」


若槻が優雅に笑い伊沢に同意を求める


「・・・・。えぇ」


「あはは、伊沢くんってちょっと、無口で無愛想なのよぉ 2人とも気にしないでね?」


そう言って、フォローする若槻


「それにしても、坂内くんにこんな可愛い妹さんがいたなんてねぇ~ 私、一人っ子だから兄弟って羨ましいなぁ」


「え、えぇ?? そんな。。。可愛い。。だなんて///////」


照れながらうつむき、もじもじするひな


「いや、お世辞だから、社交辞令だから」


勇輝がそういうと。。。


ダンッ!


そんな音とともに足をぐいぐい踏まれる






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