殺人

〜ハル〜

絵美奈が死んでハル、桜はどうして絵美奈が死んだのか絵美奈の母親に聞きました。
すると、絵美奈の母親は絵美奈のケータイを見せました。メールの内容は最後静香が絵美奈に送った最後のメッセージでした。
「ネェ、ハルちゃん桜ちゃん。静香ちゃんと絵美奈との間に何かあったの？」
「いえ…。別に問題はありませんでした。ネェ、ハル？」
「はぃ。フツーに仲よかったですよ。」
「そう。わかったわ。ありがとう。」
「いぇ、いいですよ。」
その後、2人は絵美奈の母親に別れを告げ家に向かって歩きだしました。
「ネェ、絵美奈が死んだのって静香の呪いかな？」
「まさかぁ。」
「でも、もしそれが本当だったらサァ、次はアタシたちが殺されるんじゃない？静香に…。」
「ちょっと桜ぁ。変なこといわないでよ〜。実際静香がそばにいるわけじゃないし。」
「だよね。」
しかし、2人は絵美奈が死んだ原因が静香の呪いとは思いもしなかったのです。
なぜなら絵美奈は誰にもきずかれずに殺されたと警察が判断したからです。
次の日、ハルと桜はオカルト好きな佐藤が絵美奈が死んだのは静香の呪いだと話しているのを聞きました。
「ちょっと佐藤。絵美奈が死んだのは静香の呪いなんかじゃないわ。」
「じゃぁ、何？犯人が入ってきたかどうかもわからないのにどうやって東さんが死ぬの？」
「それは…。でもとにかく静香の呪いなんかじゃないわ。もう行こう桜。」
「うん。」
その時でした。静香からハルのケータイに電話がありました。
「…。誰？」
「アタシ…。静香ょ。あんたに殺された。」
「え？死んだはずじゃ…。」
「えぇ、死んだわよ。ネェ…。絵美奈が死んだのはなぜだと思う？」
「なんでって…。誰かに殺されたんじゃ…。」
「ちがうわよ。アタシが殺したの。」
「え？」
「次はハル…。あんたよ…。」
「いや…。やめて…。死にたくない…。まだ死にたくない…。」
「まぁ、今度殺してア・ゲ・ル。」
その時でした。2人の目の前に静香が立っていたのは。
そして、2人に笑いかけたと思ったら消えてしまいました。