鋭く甘い視線の先の獲物
「は、早く言ってよっ//」
私は慌ててベッドのシーツを体へかけて色男を膨れっ面で見つめた。
また、不適に笑う男はシーツへ手を伸ばしぐっと掴んでニヤッと不適な笑みで私を見下ろす。
「ま、また…こんな事する…」
「なぁ、おかしいと思わねぇ?」
「な、何が…?」
「大人の男と女が一緒に暮らしてんのに何もねぇって…」
目の前の色男はいつもの険しそうな表情ではなく、艶のある色っぽい仕草や表情をしてる…。
何この……感じ…。