鋭く甘い視線の先の獲物


この色男は…危ない。
私の中の何かがそう告げる。


関わっちゃいけない気がした。




「今度は震えなかったな。震えるどころか、感じてたんだもんな」


「だ、だから、それはあなたが急にあんな事するから…」


「急だろうがなんだろうが知ったこっちゃねぇ。まあ、お前にしては上出来だな」




こ、この男…何様っ?!



< 97 / 268 >

この作品をシェア

pagetop