鋭く甘い視線の先の獲物


「…そ、それより潜入してたって何?違法営業のお店か何か?」


「まだ知りてぇのか。なら…さっきの続き覚悟出来てんだろーな?」




さっきの続き?
キスより先って事…?




「なっ。どうしてそうなるのっ」


「…さあな。で、どうすんだ?」


「…どうすんだって、聞かないに決まってるじゃない」


「それは残念だ」




男は私の額に軽くデコピンをすると浴室へと入って行った。



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