極妻真子17才、今日も銀ちゃんに溺愛されてます
第3章

真子の両親

同じ屋敷にいるはずなのに、鉄二さんと会う事はなかった。

銀ちゃんが私の両親に連絡をして、二人の都合がついた明後日の日曜日に会うことに。


高校へ行ってもその事ばかりが気になるし。


結香は私が幸せなら銀ちゃんの事は、何も聞かないと言ってくれたけど。

仁は銀ちゃんが私の彼氏だなんて絶対認めないと言って、話そうとしても避けられてしまう。

結香が仁は拗ねてるだけだから、ほって置けと言う。


仁、ごめんね。


仁にも本当の事は言えないから。


この先仁がとんでもない行動をとる事を、私はまだ知らなかった。


仁の強い気持ちを私は分かっていなかったのだ。


仁、本当にごめん。








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