命の贈り物
それからすぐに孝志から電話がきた。
孝志は、何かあったのかと思った、ってとても心配していてくれた。
ごめんね。
心配かけちゃって。
私は携帯電話の電源を切って、ベッドにダイブした。
今は何も、考えたくない……。
そうして目を閉じれば、自然と眠りについていた。
明日から、冬休みだ。
ちょうど咲とも顔を合わせなくていい。
涼にも。
家でゆっくり過ごそう。
新学期までに、ゆっくり考えればいいんだから……。
時間はまだある。
もて余すくらいの時間。
ゆっくりと考えればいいんだ……。
でも、そんな考えって甘えだよね?
そう気付かされたのは、もう少しだけ
先の未来────…
今はまだ
想像もつかなかったこと……。