SleepingBeauti
サンドイッチと紅茶を頼み、ぼくたちは一息ついた。

あらかたデパートを見てまわり、のぞみは満足したのだろう。

「それじゃ、目的の物を買いに行こ」すがすがしい表情で言った。

ストレスがたまっていたのかも知れないと思った。

正月休みがあけてからは、ぼくも仕事が忙しく、あまりのぞみと会話していなかったし、のぞみを一人にしていたのも確かだった。

朝、機嫌が悪いのも、その為なのだろうと思う。

のぞみは寂しがりやなのだ。

どんなに明るく振る舞っていても、だから、だから必要以上に甘えん坊なのだと思った。

この時は。
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