SleepingBeauti
多分、みずきが謝らなかったとしても、ぼくたちの関係は、時間が解決していたと思う。

どちらかが普通に声をかける、それだけで、すんでいただろう。

それでも、みずきは、ぼくに謝罪した。

態度で示し、言葉にした。

言葉の大切さが、どれくらい偉大で、大事なことなのかをみずきは知っていたんだと思う。

なんのわだかまりも残らなければ、先に謝ったみずきのほうが正しい。この喧嘩に勝敗をつけるなら、みずきに軍配があがったことに間違いないのだから。

ぼくは、なんてこたえればいいのかわからなかった。

ただ、頷いて、みずきに送るよっと言った。



< 166 / 200 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop